RubyKaigi 2024 Day -2

2024-05-12の日記

登壇の準備は終わっていなかったが、沖縄に行ったら自然を満喫したい!という強い気持ちがあってどうしてもやりたかったので朝から西表島に移動して1日アクティビティを楽しむ日とした。

西表島に行きたいと思ったのは亜紀書房 - メメントモリ・ジャーニー を読んだときに西表島でまったりした時間を楽しんでそうだったのがいいなと思って沖縄に行くなら本島以外の島に行きたいなあと思っていたのだった。

バラス島でのシュノーケリングマングローブカヌーを半日ずつ体験するプランを申し込んでいた。水着とラッシュガードとレギンスとビーチサンダルを着用して海に入る準備万端の状態で行った。水着や濡れた状態での乗船は不可だが、ラッシュガードとレギンス履いて乾いていればまあいいかなと思って乗った。特に何も言われなかったので大丈夫だった。八重山観光フェリーに乗る10分前くらいにツアー会社から電話がかかってきて予約が通っていたことを知って安心しながら西表島の上原港へ移動。西表島には上原港と大原港があり、観光には上原港を使うことが多いみたい。上原港までは50分くらい。石垣島の港でポークたまごおにぎりを買っていたが、船内飲食禁止だったので船では食べられずじまいだった。新しい方の船だったのでデッキがあり、デッキでのんびり潮風を浴びている人も多かった。揺れも少なくて快適だった。

西表島の上原港の前でツアー会社の人にピックアップしてもらった。午前中はシュノーケリングとのこと。車でフィンやらライフジャケットやらを回収して来た港からそのまま海へ。バラス島というサンゴのかけらが集まって出来た島へ向かった。が、満潮だったこととこの時期のバラス島は小さくなっているとのことで腰から下が浸かっているような状態だった。上陸したいわけではなかったのでそんなものかーと思った。台風が来るとサンゴが壊れてバラス島に集まってくるからバラス島が大きくなるとかで、シーズンによって大きさが変わるらしい。人生初のシュノーケリングであっぷあっぷしてたので、陸に立てるのがとりあえず嬉しかった。その後別のシュノーケリングスポットへ船で移動。そこでたくさんの生き物たちを見られた。ウミヘビ、ウミガメ、クマノミを見れた。眼の前に水族館が広がっているような光景でとても綺麗で、ずっと見ていたいと思った。小魚がカラフルで結構水面近くから見れる位置にいて南国みが強かった。サンゴはもっとカラフルなのかと思っていたがそこまででもなかった。防水対策をしていなかったのでスマホは持ち込まなかったが、インストラクターさんが撮ってくれた写真や動画を後でもらった。それらの写真をあとでスライドの章の変わり目の写真として使った。後日発表後にぺんさんには「スライドで使ってたあの写真は...」と言われたので流石だと思った。

シュノーケリング初体験で、前半は顔を水につけっぱなしにするのが怖くて数呼吸おきに顔をあげて呼吸していた。後半には慣れてきて水面に顔をつけたまま水中をずっと見てられることができるようになった。マスクなどに水が入ってくることもなくてよかった。ただ、1度フィンが外れかけたのとフィンが靴擦れしたのでフィンをしっかり締めることが重要だとわかった。あとは水中だとラッシュガードのだぶつきが気になったので、上着だろうとぴったり体に密着する水着を選ぶことが重要だと思った。陸で着てピチピチだなーくらいでちょうど良さそう。

シュノーケリング後にツアー会社の拠点でシャワーを浴び、ツアー会社の案内で景観のいいカフェに行った。タコライスだったが味はいまいちだった。眺めが良かったのでよしとした。

その後 Coffee etomoiri という喫茶店スペシャリティコーヒーを頼んだ。すごく美味しかった...! たしか Ecuador Eliza Coffee Farm Typica Majorado AN washed をアイスで頼んだような気がする。アイスだったが酸味が少なく香りがよくてとても癒やされた。店内に犬がいてお利口さんにしていた。お土産に100gの豆を買って帰った。

海の生き物図鑑があって、見たウミガメはタイマイだったのかな?と思った。

シャワーを浴びたあと一旦普段着に着替えてしまっていたのだが、ラッシュガードのままでなんとか行動すればよかった。西表島で水着でうろつくのはNGだが、ラッシュガード等着てれば濡れたままで入れる店もあるので。最低限の情報しか伝えないタイプのインストラクターだったのでそのあたりの体験は微妙だった。

午後はマングローブカヌーへ。二人乗りカヌーだったが一人で行動していたので一人で乗った。何かあればインストラクターさんがサポートしてくれるとのことだった。午前とは違うインストラクターで、とても快活な人で移動中もずっと西表島の話をしてくれてとても体験が良かった。移動中にヤンバルクイナが飛びながら道路を渡っているところを見れたのも良かった。飛ぶのは得意ではないとのことで、落下しながら滑空している感じの飛び方だった。

マングローブカヌー体験は本当に良かった。マングローブは汽水域に生える木の総称。汽水域にはマングローブ以外の植物はほとんど生えていないので、右を見ても左を見てもすべてマングローブなのが他の森とは違う感覚だった。また哺乳類はあまり生息していなさそうな雰囲気だった。マングローブは風を遮る力が高いとのことで、大きな川を渡るときには風が強く吹いていてカヌーが流された(そしてインストラクターさんに助けてもらった)のだが、マングローブが広がる小川に入ると風をほとんど感じなかった。台風などで風が強いときに、船をマングローブの中にもってきて流されないようにする人もいるらしい。そんなマングローブの中はマングローブを通る柔らかな光や風を感じられたり、動物の気配がしない静かな場所で別世界のようだった。とはいえ動物の気配がしないと思うのは私がここに何がいるかを知らないからで、マングローブの中はミナミコメツキガニとか、ハゼとか湿地に生息する生き物たちの住処になっていた。

「ミナミコメツキガニ」を食べたら謎のケミカルな甘さが舌を襲った :: デイリーポータルZ

マングローブの奥地はこんな雰囲気になっていた。どんどん潮が引いてきていたので、帰りは一部座礁して手でカヌーを引いて帰ったりした。あと力いっぱい漕ぎすぎて両手の親指の皮が剥けた。目に入る部分にえぐめの傷ができていたので会期中気になった方には申し訳なかった。傷ができた後すぐにキズパワーパッドを巻けばよかった。翌日以降に普通の絆創膏をしていたが、絆創膏巻いてると嫌な匂いがしてきて微妙だったので途中から絆創膏はせずに乾燥させていた。傷口を川で洗っていたが、西表島ではレプトスピラ症のリスクがあるので川で傷口は洗わないほうがいいと後から知った。あとは水がどんどん下半身にかかるので水着を着てきたのは正解だった。

西表島で遊ぶ方へ「レプトスピラ症」について | 【公式】西表島カヌーツアー風車

ツアーではSUPとカヌーを選べたが、SUPだと乗り方の練習に時間がかかるとか水が深くないと落ちたときに危険とかでそれほど移動はしてなさそうだった。カヌーだとその点どんどん進めるのでいいのかもなーと思った。

またツアー会社の拠点でシャワーを浴びて港まで送ってもらって解散。最終便まで1時間弱の余裕があり、港前のカフェでピーチパインアイスを食べた。これがとんでもなく美味しかった。水や砂糖を使わずパイナップルだけを使ってアイスを作っているとのことだった。

ピーチパインに感動し、近くのパイナップル直売所に向かった。無人と書いてあったがオバァがいた。ピーチパインが100円と150円という破格の値段で売っていて、やっす...!!!と感動して150円のピーチパインを3つ買った。そしてオバァに冷凍パイン1袋をおまけでもらって、船に乗るまでに頑張って食べていた。船の中は飲食禁止なので..。1袋はピーチパイン1個弱くらいの量はあったと思う。その時点でパイナップルにだいぶ満足してしまっていた。その後しばらくパイナップルの食べ方にこまることになった...。

帰りの船は古い方の船で、乗った場所がエンジン近くで暑いし揺れるし臭いしで結構つらい感じだった。早めに並んでいい席を取るのも全然アリだなと思った。船には島民向けの荷物もたくさん乗っていて、島民が回収に着ていたのが印象的だった。観光客向けの往来が島民の生活を支えている面もあるのかもなーと思った。そういえば西表島でもAmazonヨドバシカメラで送料無料なので、みんなAmazonヨドバシカメラで買い物をするらしい。送料無料の良し悪しはあるが離島など送料がとても高くなってしまう地域にも送料無料を提供しているのは助かる人もいるのだなあと思った。

石垣島到着後は一旦ホテルに帰ってチェックインしてパイナップルをしまった。

少し休んで気力を回復させたあと、魚を食べたいなーと思って魚系の居酒屋に行くことにした。

夕方の石垣島を歩いていると空におそらくヤエヤマオオコウモリが飛んでいて、巨大なコウモリが飛んでるー!!と感動した。その後ワモンゴキブリを見たり、亜熱帯なのだなあと思うことがいろいろあった。本州四国とは生態系が異なるのだろうという雰囲気があり、知らないところに来たのだとワクワクした。

居酒屋では刺し身などを食べた。島らっきょ好き。魚は地元の魚の盛り合わせで、ハマダイ、おじさん、マンボウ、エイ?、島タコ。疲れていたとはいえ食べすぎて翌日食欲がなかった。

食べ終わった後石垣島の通りを少し歩いて、八重山ゲンキ乳業のお店でゲンキクールを飲んだ。乳酸菌系飲料。分かってはいたが乳酸菌系の飲料はカルピス以外あまり好きじゃないんだよなぁ...と思った。しかしゲンキクールという名前とキャラクターが可愛かったので良かった。石垣島も観光地だからか夜が長いように見えた。

その後少しだけ作業をしたがほとんどはかどらなかった。この時点でスライドが最後まで出来てなかったしだいぶ無茶をしていた。スライド間のつなぎとか、最後に言いたいことまでを埋めるとかをやろうと思っていたっぽい。

RubyKaigiの登壇準備のときにいつもリハーサル気乗りしない。しかしリハしなくても喋れるというタイプの人間ではないので、リハをする必要はある。。

おそらく午前2時ごろに寝た。