RubyKaigi 2025 Day 1 その1

2025-04-16

7時に起きた。かなり寝ぼけてたけど前日に着る服を用意したり数日前からメイクの素振りしてたおかげで悩まずに準備できた。目が覚めるにつれて、だんだんと発表前の覚悟完了モードになっていくのを感じた。5時に上げたスライドに社のメンバーから少しコメントを貰っていたので軽く表現を直した。8時半頃に出発して路面電車で会場へ。物理のRubyKaigiに参加するのは4回目だけど、初めて開館待ちをした気がする。家族の案内をするため列に並んで9時過ぎに入館。最低限の案内をした後急いで通訳さんとの打ち合わせへ。今年はスピーカーノートをがっつり書いていたけど、スライドの完成が直前だったのもあってその場でいろいろ確認しつつ読み合わせて結構時間をかけてしまった。45分で切り上げて接続確認へ行き、水の確保を忘れていたので松田さんに急遽持ってきてもらったり慌ててお手洗いに行ったり*1*2接続確認したりスマホApple Watch機内モードにして何も鳴らないようにしたり*3スマホの自動画面オフを切ってストップウォッチ画面が消えないようにしたり*4と急いで1時間話すための準備をした。家族にコーヒー買ってきてほしいとお願いしていたものの受け取る暇も飲む暇もなく準備をしていて本当にバタバタだった。前日に聞いていた通り自分が最初に挨拶してほしいとのことだったので、紹介するスポンサーの企業名と発表者の名前をその場でスマホにメモを取って開幕に挑んだ。幕の後ろからは松田さんが会場に話している声が聞こえて、よく聞こえないけど今繋いでるのかな、10時ぴったりに開始するわけじゃない...?とか思いながら待機していた。松田さんが始まるよ的なことを言って幕が上がって、自分はどんな表情でいればいいのかよくわからなかったからとりあえず笑顔を浮かべておくことにしたが、うまく表情を作れていたかは分からない。結構客席も明るくてみんなの顔が見えるなーとか、県文のメインホールは空間が広々していて気持ちいいと思った。最初にあんまり喋るとトークが始まるように見えるだろうと思って挨拶も早々にスポンサー紹介をしてすぐ引っ込んだ。その後はスポンサートークを聞きながらスマホのストップウォッチ画面を開いて準備万端にしたまま、凪いだ気持ちと集中を維持していた。ITANDIさんのスポンサートークは笑いを取りにいく系で、会場があったまって助かるなーと思いながら袖で自分も笑いながら聞いていた。そして自分の発表へ。PCの接続があったので少し待ってもらったけど、スパッと始められた気がする。発表中は知っている人の顔が表情を識別できるレベルで見えてしまったので、みんなスライド見てるから目は合わないだろうと思いつつうっかり目が合うと緊張するからなるべく目を合わせないように1階の最後列あたりを目掛けて喋った。見られている側は目が合っているとは思わないとは思うんだけど自分の気持ち的に。ずっと真剣に聞いてくれている人も壇上から見えてそれが嬉しくて、発表中の光景として印象に残っている。キーノートだったけど不思議とあまり緊張はしなかった。去年はめちゃくちゃ緊張して手が震えたり頻繁に噛んでしまったりとあまり良いコンディションで喋れなかったりしたから発表するときに緊張しないわけではない。何回かレビューしてもらったおかげだったのか、松山という地元感がそうさせたのか、最後のレビューで楽しんで発表してとアドバイスをもらったおかげなのか、理由は自分にもよくわかっていない。でも緊張していい発表はできないと思うから、リラックスした状態で話せたのは良かった。スピーカーノートを見ずに喋れたら良かったがそこまでは準備できなかった。言葉選びは意識していたので技術的な説明パート以外はあまりアドリブで話したくはなかったのもある。前日5時に資料が完成してから一度も通してなかったのでよく喋りきれたなぁと思った。*5入りのときに待ちがあったから時間管理はよくわからなくて発表中は現在時刻を意識する余裕もなく、自分の持ち時間55分だけを気にしていた(それでいいというのは確認した)ので時間ぴったりだったのはたまたまだけど、結果オーライだった。発表後はマイク外して松田さんにお疲れ様、と声をかけられて、なんかコーヒー持ってきてる人がいるらしいんだけどと聞いて家族だー!と思い壇上から降りた。そのあとのことは発表を終えた直後で放心しててよく覚えていない。感想くれた方々ごめんなさい。家族からコーヒーを受け取って流れるように藤浪さんのセッションが始まってXやDiscordの反応を見て、好評そうでホッとした。

私しか撮ってない写真、オープニングキーノート直前の袖から見た光景

*1:このときうなすけさんにトイレの位置を教えてもらったが、この後うなすけさんとはほとんど会えなかった気がする

*2:裏口が20年前に劇を練習したときによく通っていた場所で、懐かしいなーと思った。懐かしいがトイレの場所は思い出せなかった

*3:PagerDutyが消音モードを無視するようにしていたのとその設定をどうやって切るのか思い出せず電源を切るか通信不可な状態にするしか回避方法が思い浮かばなかった

*4:過去に発表時間計測用のストップウォッチを開始したあとに画面がオフになってしまい、今どのくらい時間を使っているか分からないまま喋ったことがある。時間オーバーはしなかったけど非常に焦ったのでそれ以降必ず画面オフにしないように設定している

*5:前日の状態を知っている人からは、マジで本番に強いなという感想をもらった